

- 準備は「水を量って入れる → ペーパーとドリッパーをセット → ミルに豆 → 挽き目を選ぶ」の順
- 操作は「電源 → メニュー → 抽出温度 → 蒸らし湯量 → スタート」の順
- 蒸らし湯量ダイヤルは「できあがりの量」ではない。水タンクに入れた水のカップ数に合わせる
- 水タンクの水は1回ですべて抽出される。1杯だけ欲しいときは、水を1杯分(150ml)だけ入れる
CM-D457の4つのダイヤルとボタン
まず操作部の名前と役割です。取扱説明書の「各部の名称とはたらき」(印刷4ページ)の表記どおりに並べます。
| 名前 | 選べるもの | 役割 |
|---|---|---|
| メニューダイヤル | 豆から・粉から・ミル・メンテナンス | 動作するメニューを選ぶ |
| 抽出温度ダイヤル | 83℃・90℃ | 抽出するお湯の温度を選ぶ |
| 蒸らし湯量ダイヤル | 1CUP・2CUP・3CUP | 杯数に合わせて蒸らしのお湯の量を調整する |
| メンテナンスダイヤル | ドレイン・クリーン・オープン | メンテナンスのモードを選ぶ |
| スタート/ストップボタン | — | 選んだ動作の開始と、すべての動作の取り消し |
挽き目は、ミルについているミルダイヤルで選びます。右に回すと細挽き、左に回すと粗挽き。粗挽き・中挽き・細挽きの中間には設定できません。中間にすると動作中にダイヤルが回り、挽き目が不均一になります(印刷4ページ)。
初めて使う前に:水だけで2〜3回洗浄する
初めて使うときと、長く使わなかったときは、コーヒーを淹れる前に水だけを通して洗浄します(印刷4ページ「ご使用の前に」)。
- ドリッパー、サーバーふた、ガラスサーバーを、やわらかいスポンジと食器用中性洗剤で洗う
- ガラスサーバーで3CUP分の水を量り、水タンクに入れる
- ドリッパー、サーバーふた、ガラスサーバーを本体にセットする
- 電源プラグを差し込み、電源スイッチを入れる
- メニューダイヤルを「粉から」に合わせ、スタート/ストップボタンを押す
- お湯が落ちきって保温LEDが点灯したら、スタート/ストップボタンで保温を切り、お湯を捨てる
- 2〜6をさらに1〜2回繰り返す
取扱説明書には、使い始めはプラスチックのにおいがすることがあるが、使ううちになくなる、とも書かれています。

豆から淹れる手順(基本)
準備:水、フィルター、豆の順にセットする
取扱説明書の「コーヒーをいれる準備手順」(印刷5〜6ページ)です。
- 水を入れる:水タンクふたボタンを押しながら水タンクふたを上に引き抜き、ガラスサーバーで杯数分の水を量って入れる。ふたは上から押してしっかりセットする
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットする:側面を折り、底を側面と逆の方向に折って、角を指でならしてからセットする
- ガラスサーバーにサーバーふたを載せ、その上にドリッパーをセットする
- ミルを本体にセットする:「カチッ」と音がするまで押し込む。ミルカバーはミル本体との間にすき間がないよう、しっかり回して閉めておく
- 豆を量り、ドリッパーとガラスサーバーを本体に差し込んでから、ミルふたを開けて豆を入れる。入れた豆は1回の動作ですべて挽かれる
- ミルダイヤルで挽き目を選ぶ
ドリッパーとガラスサーバーは、強く差し込まないでください。ドリッパーレバーが強く押されて故障の原因になる、と取扱説明書にあります。
操作:ダイヤルを回してスタートを押す
「コーヒーをいれる操作手順」(印刷7〜8ページ)です。
- 電源プラグを差し込み、電源スイッチをONにする(電源LEDが点灯)
- メニューダイヤルで「豆から」を選ぶ
- 抽出温度ダイヤルで83℃か90℃を選ぶ
- 蒸らし湯量ダイヤルで、水タンクに入れた水のカップ数(1CUP・2CUP・3CUP)を選ぶ
- スタート/ストップボタンを押す(「ピッ」と鳴って動作開始)
動作は「ミル+湯沸し → 蒸らし → 抽出 → 保温」の順に進みます。抽出が終わると「ピピッ」と鳴り、自動で20分間保温します。保温中は保温LEDが白く点灯します。
淹れ終わったら
- コーヒーをカップに注ぐ。保温しないならスタート/ストップボタンで保温を切る
- 電源スイッチをOFFにし、電源プラグを抜く
- ドリッパー、サーバーふた、ガラスサーバーを洗う
- 本体のドリップシャワー部の水滴とコーヒー粉を、キッチンペーパーなどでふき取る
- 保温板や本体に水滴や粉があればふき取る
出典は取扱説明書の印刷9ページ。ドリップシャワー部のふき取りは「ご使用のたびに」と書かれています。
豆の量と挽き目の早見表
取扱説明書の印刷5ページの表を、煎り方ごとにまとめました。豆の量は1CUP(水150ml)・2CUP(300ml)・3CUP(450ml)の順です。
| 豆の煎り方 | 挽き目 | 温度 | 豆の量(1CUP/2CUP/3CUP) |
|---|---|---|---|
| 浅煎り・中煎り | 中挽き | 83℃ | 約16g/約24g/約34g |
| 中深煎り(標準) | 中挽き | 83℃ | 約16g/約24g/約34g |
| 中深煎り(コクを増す) | 細挽き | 83℃ | 約16g/約22g/約32g |
| 深煎り | 細挽き | 83℃ | 約18g/約26g/約34〜36g |
| 深煎り(アイス) | 細挽き | 90℃ | 約18g/約26g/約34〜36g(水は120ml/240ml/360ml) |
付属の計量カップの目盛りは目安で、計量器(はかり)で量ることがすすめられています。細挽きで豆が36gを超えると、ドリップ中にあふれる可能性があります。
迷ったら、表のいちばん上の「中挽き・83℃」から始めてください。取扱説明書と公式FAQがともに推奨している温度です。そこから苦味が欲しければ90℃、コクが欲しければ細挽き、と1つずつ動かすと、自分の好みがどのダイヤルで動くのかが分かります。
粉から淹れる手順
市販のコーヒー粉を使うときは、ミルを使いません。違いは3点だけです(印刷6〜7ページ)。
- 量ったコーヒー粉を、ドリッパーにセットしたペーパーフィルターに直接入れる
- 挽き目の選択は不要
- メニューダイヤルで「粉から」を選ぶ(動作は「湯沸し → 蒸らし → 抽出 → 保温」)
コーヒー粉をミルに入れてはいけません。故障の原因になると、取扱説明書に注意書きがあります。
ミルだけ使う手順(ハンドドリップ用)
豆を挽くだけにして、自分でハンドドリップしたいときのメニューです(印刷10ページ「コーヒー豆を挽く操作手順」)。
- ペーパーフィルターをセットしたドリッパーとガラスサーバー、ミル、豆、挽き目を、豆から淹れるときと同じ手順で準備する(取扱説明書のこの手順には、水を入れる工程は含まれていない)
- 電源スイッチをONにする
- メニューダイヤルで「ミル」を選ぶ
- スタート/ストップボタンを押す。豆の量に関わらず5分後に自動停止する(途中で止めるときはもう一度ボタンを押す)
- 挽き終わったら、ドリッパーとガラスサーバーを取り出してハンドドリップする
ミルの動作中にドリッパーを外すと、抽出LEDが緑に点滅して自動停止します。ドリッパーを戻せば再開します。

間違えやすい5つのポイント
1. 蒸らし湯量ダイヤルは「できあがりの量」ではない
Emiさんのケースは故障ではありません。蒸らし湯量ダイヤルは、杯数に合わせて蒸らしのお湯の量を調整するダイヤルで、できあがりの量を決めるものではありません。水タンクに入れた水はすべて抽出されます(印刷7ページ、公式FAQ)。
1杯だけ欲しいときは、水タンクに1杯分(150ml)だけ入れ、ダイヤルも1CUPに合わせます。水の量とダイヤルのカップ数が合っていないと、正しい抽出温度にならない、と取扱説明書は注意しています。
2. 水タンクに40℃以上のお湯を入れない
誤作動の原因になります(公式FAQ)。早く淹れたいからとお湯を入れるのは逆効果です。
3. ミルダイヤルを中間で止めない
粗挽き・中挽き・細挽きのどれかにぴったり合わせます。中間だと挽き目が不均一になります。
4. ミルに生豆を入れない
生豆は挽けず、故障の原因になります(印刷6ページ)。
5. LEDが白以外に光ったら止まって確認する
LEDは通常、白く点灯・点滅します。赤・緑・オレンジに光ったときは操作の不備か異常のお知らせです(印刷7ページ)。ミルLEDの赤点滅はミルのセット、抽出LEDの緑点滅はドリッパーとガラスサーバーのセット、保温LEDのオレンジ点滅は水タンクの水を確認します。3つとも点滅するときはミルの詰まりや生豆を疑います(印刷13ページ)。故障と間違えやすい症状はツインバードは壊れやすい?の記事でも整理しています。
よくある質問
1杯でどれくらいのコーヒーができますか?
1杯分の水150mlに対して、できあがりは120〜130mlです。豆がお湯を吸うためで、マグカップで飲むなら2杯分での抽出がすすめられています(公式FAQ)。
保温を延長できますか?
できません。保温は20分で自動的に切れ、出来立てを楽しんでもらうため延長はできない、と取扱説明書にあります(印刷9ページ)。保温中もドリッパーはガラスサーバーに載せたままにしてください。外すと空焚き検知機能で保温が止まります。
アイスコーヒーは作れますか?
作れます。深煎りの豆を細挽き・90℃で、水を通常より減らします(早見表のいちばん下の行)。詳しい手順はCM-D457Wのアイスコーヒーの記事にあります。
取扱説明書をなくしました。どこで見られますか?
ツインバード公式ストアのCM-D457の商品ページに「取扱説明書・カタログ」の欄があり、PDFで公開されています。
まとめ:CM-D457の使い方は「水の量とダイヤルを合わせる」で決まる
準備は水、フィルター、ミル、豆、挽き目の順。操作は電源、メニュー、抽出温度、蒸らし湯量、スタートの順です。
いちばん大事なのは、水タンクに入れた水の量と蒸らし湯量ダイヤルのカップ数をそろえること。これがずれると、正しい抽出温度になりません。
これから買うか迷っている方、6杯用との違いが気になる方は、次の記事もどうぞ。