

- 抽出温度(83℃・90℃)、挽き目3段階、メニュー、メンテナンスモードは2台とも同じ。違いは量とドリッパー
- CM-D457は最大3CUP(450ml)、CM-D465は最大6CUP(900ml)。メーカーはマグカップなら2杯分の抽出をすすめているので、マグで2人分を一度に淹れるなら6杯用
- CM-D465はドリッパーが2つ(1〜3CUP用・4〜6CUP用)。少ない杯数でも専用ドリッパーで淹れられる
- 普通のコーヒーカップで1〜2人ならCM-D457、マグカップ派や3人以上ならCM-D465。CM-D465は高さが65mm高く、消費電力は800W
CM-D457とCM-D465の違いを一覧で比べる
2台とも、カフェ・バッハの田口護氏が監修したツインバードの全自動コーヒーメーカーです。豆を挽くところから抽出、保温までを1台で行います。
仕様を、それぞれの取扱説明書(CM-D457型は印刷18ページ、CM-D465型は印刷18ページの仕様)から並べました。
| 項目 | CM-D457(3杯用) | CM-D465(6杯用) |
|---|---|---|
| 定格容量 | 450ml(3カップ) | 900ml(6カップ) |
| ミルの定格容量 | 36g | 66g |
| サイズ | 幅160×奥行335×高さ360mm | 幅160×奥行335×高さ425mm |
| 質量 | 約4.1kg | 約4.5kg(付属品除く) |
| 定格消費電力 | 610W | 800W |
| ミルの定格時間 | 5分 | 7分 |
| ドリッパー | 1つ | 2つ(1〜3CUP用・4〜6CUP用) |
| 保温 | 20分で自動OFF | 30分で自動OFF |
| 抽出温度 | 83℃・90℃の2段階(共通) | |
| 挽き目 | 粗挽き・中挽き・細挽きの3段階(共通) | |
| メニュー | 豆から・粉から・ミル・メンテナンス(共通) | |
幅と奥行きは同じで、6杯用は背が高くなっただけ。置き場所の面積は変わりません。吊り戸棚の下に置く場合は、高さ425mmに加えて、水タンクふたを上に引き抜いて給水する空間が要ります(両機とも取扱説明書5ページ)。
反対に、同じところも押さえておきます。抽出温度の83℃・90℃、挽き目の3段階、メンテナンスモードの「ドレイン」「クリーン」「オープン」は2台で共通です。味の決め手になる温度と挽き目は同じなので、どちらを選んでも淹れられるコーヒーの方向性は変わりません。

何杯分が必要か:マグカップで飲むなら量が足りるかを先に見る
1CUPは水150ml。できあがりは水より少なくなる
2台とも、1CUPの水は150mlです。水タンクに入れた水はすべて抽出されます。ただ、コーヒー粉が水を吸うので、できあがりはガラスサーバーの水量目盛りより少なくなります(CM-D465型取扱説明書9ページ・13ページ)。
CM-D457については公式FAQに具体的な数字があり、1CUP150mlの水で、できあがりは120〜130ml。マグカップ(200〜250ml)で飲むなら2杯分での抽出がすすめられています。
マグカップ2杯を一度に淹れるなら6杯用
この考え方をそのまま当てはめると、マグカップ1杯に2CUP、2人分なら4CUP(水600ml)が要ります。CM-D457の上限は3CUP(450ml)なので、一度には淹れられません。
| 飲み方 | 必要なCUP数の目安 | 3杯用で足りるか |
|---|---|---|
| コーヒーカップで1〜2人 | 1〜2CUP | 足りる |
| コーヒーカップで3人 | 3CUP | 足りる(上限) |
| マグカップで1人 | 2CUP | 足りる |
| マグカップで2人 | 4CUP | 足りない(2回に分ける) |
| 家族4人以上・来客時 | 4〜6CUP | 足りない |
3杯用で2回に分けることもできます。ただしCM-D457は、3杯分のできあがりまで約12分が目安です(公式FAQ)。2回なら、その分だけ待ち時間が延びます。
6杯用でも1杯から淹れられる
Ryuさんの言う「大は小を兼ねる」は、CM-D465についてはおおむね当たっています。蒸らし湯量ダイヤルは1CUPから6CUPまで6段階で、1杯分から淹れられます(CM-D465型取扱説明書4ページ・7ページ)。
残る差は、背の高さ、消費電力、価格の3つ。毎日1杯しか淹れないなら、この3つを余計に払うことになります。
ドリッパーとペーパーフィルターの違い
CM-D465は杯数で2つのドリッパーを使い分ける
CM-D465には、1〜3CUP用と4〜6CUP用の2つのドリッパーが付いています。1〜3CUP用は、4〜6CUP用の内側に重ねてセットします(取扱説明書3ページ・6ページ)。
理由も取扱説明書に書かれています。1〜3カップ分の豆を4〜6CUP用のドリッパーで淹れると、コーヒーの層が形成できず、本来の味わいが損なわれる。公式ストアの商品説明も、杯数ごとに最適な濾過層ができるよう2つの専用ドリッパーを開発した、としています。
使い分けを間違えたときの警告もあります。1〜3CUP用のドリッパーで多い杯数を淹れると、湯がこぼれてやけどの恐れがある(取扱説明書2ページ)。毎回、杯数を見てドリッパーを選ぶひと手間が、6杯用にはあります。
ペーパーフィルターのサイズ
| 機種・ドリッパー | 使えるペーパーフィルター |
|---|---|
| CM-D457 | 「1×2」「102」「2〜4カップ用」 |
| CM-D465 1〜3CUP用 | 「1×2」「102」「2〜4人用」 |
| CM-D465 4〜6CUP用 | 「1×4」「103」「4〜7人用」 |
出典はCM-D457型取扱説明書5ページ、CM-D465型取扱説明書5ページ。CM-D465には「102」と「103」が5枚ずつ付属します。6杯用で4杯以上を淹れる日があるなら、103サイズも買い置きが要ります。
細挽きで豆を多く入れると、ドリップ中に溢れることがあります。CM-D465の取扱説明書は、1〜3CUP用で36g以上、4〜6CUP用で66g以上の豆を細挽きにするときに注意を促しています(5ページ)。CM-D457も、細挽きで36gを超えると溢れる可能性があると書いています。アイスコーヒー用に濃く淹れたいときほど、この上限を思い出してください。
使い勝手で変わるところ:ミル、保温、お手入れ
ミルの最大動作時間は5分と7分
どちらも、豆を残さず挽くために、挽き終わってもミルがしばらく動きます。自動停止までの最大時間は、CM-D457が5分、CM-D465が7分です(CM-D457型取扱説明書8ページ、CM-D465型取扱説明書8ページ)。ミルだけを動かす「ミル」メニューも、それぞれ5分後・約7分後に自動停止します。
CM-D465で続けて豆を挽く場合は、本体が冷めるまで10分以上空けるよう書かれています(取扱説明書10ページ)。
保温は20分と30分
抽出後の保温は、CM-D457が20分、CM-D465が30分で自動的に切れます(CM-D457型取扱説明書9ページ、CM-D465型取扱説明書8ページ)。CM-D457の公式FAQによると保温温度は約70℃で、延長はできません。CM-D465も公式ストアの商品説明で保温温度は70℃としています。
お手入れの流れは同じ。量の数字が違う
ミルを外してお手入れブラシで粉を落とすこと、ミルのねじを外して分解しないこと、水タンクはメンテナンスモードのクエン酸洗浄で手入れすることは共通です。
違うのは数字で、CM-D465のクエン酸洗浄は、6CUP分の水に小さじ2杯(約10g)のクエン酸を入れます(取扱説明書12ページ)。CM-D457は3CUP分の水で行います(取扱説明書12ページ)。洗うドリッパーも、CM-D465は2つになります。
LEDのお知らせ4種(抽出LED緑点滅、ミルLED赤点滅、保温LEDオレンジ点滅、3つすべて点滅)は2台で同じ内容です(CM-D457型取扱説明書13ページ、CM-D465型取扱説明書13ページ)。

価格と評判を比べる
価格差は公式ストアで7,000円、Amazonで約8,000円
2026年10月8日に確認した価格です。価格は日々変わるので、購入前に各ショップで確かめてください。
| 購入先 | CM-D457B | CM-D465B |
|---|---|---|
| ツインバード公式ストア | 41,800円 | 48,800円 |
| Amazon | 25,273円 | 33,318円 |
公式ストアは2台とも「公式店限定5年保証」として販売しています。取扱説明書の保証期間は、2台ともお買い上げ日から1年。補修用性能部品の保有期間は製造打切り後5年です(CM-D465型取扱説明書17ページ)。
Amazonの評価は2台とも★4.3以上
| 項目 | CM-D457B | CM-D465B |
|---|---|---|
| 評価 | ★4.3 | ★4.4 |
| レビュー数 | 821件 | 426件 |
| 星4以上の割合 | 85% | 90% |
| 星2以下の割合 | 6% | 6% |
どちらの商品ページにも「過去1か月で100点以上購入されました」と表示されていました(2026年10月8日確認)。評価に大きな差はありません。選ぶ基準は評判より、量の必要性で決めて構いません。
CM-D457の口コミで多く挙がる話題(味、音、粉の飛散、手入れ)と8つのデメリットは、別記事で取扱説明書と公式FAQをもとに整理しています。
→ツインバード CM-D457Bの評判|8つのデメリットと向いている人
よくある質問
1人暮らしで6杯用を買うのは無駄ですか?
無駄とまでは言えません。CM-D465は1CUPから淹れられ、1〜3CUP用のドリッパーもあります。ただ、背が65mm高く、価格も高くなります。1人でマグカップ1杯なら2CUPで足りるので、CM-D457の範囲に収まります。
味は変わりますか?
抽出温度(83℃・90℃)と挽き目(3段階)は同じです。CM-D465は杯数ごとにドリッパーを分けて、どの杯数でも適した濾過層ができるよう設計した、とメーカーは説明しています。どちらの味が上かを比べたメーカーの資料はありません。
アイスコーヒーはどちらでも作れますか?
作れます。どちらの取扱説明書も、アイスコーヒーは深煎りの豆を細挽き・90℃で、水を通常より減らす(1CUPなら120ml)としています(それぞれ5ページ)。CM-D465なら、4〜6CUP分のアイスコーヒーにも対応した表があります。
部品は共通ですか?
取扱説明書に載っている部品番号は2台で別です。たとえばCM-D465のガラスサーバーは製品番号199841、4〜6CUP用ドリッパーは199818(取扱説明書15ページ)。容量が違うので、ガラスサーバーやドリッパーを買い替えるときは型番を確かめてください。
CM-D457とCM-D465、どっちを選ぶか
CM-D457(3杯用)を選ぶべき人
- 普通のコーヒーカップで1〜2人分を淹れる
- マグカップでも1人分(2CUP)なら足りる
- 吊り戸棚の下など、高さに余裕がない場所に置く
- 価格を抑えたい(Amazonで約8,000円安い)
CM-D465(6杯用)を選ぶべき人
- マグカップで2人分を一度に淹れたい
- 家族3人以上、または来客が多い
- 保温は少しでも長いほうがいい(30分)
- 杯数に合わせてドリッパーを選ぶ手間を苦にしない

まとめ:3杯用と6杯用は「マグカップで2人分淹れるか」で決まる
CM-D457とCM-D465は、抽出温度、挽き目、メニュー、お手入れの仕組みが同じです。違いは一度に淹れられる量(450mlと900ml)と、6杯用に付く2つのドリッパー。そして高さ、消費電力、保温時間、価格です。
CM-D457の公式FAQは、マグカップなら1杯に2CUPをすすめています。マグカップで2人分を一度に淹れるなら6杯用のCM-D465、コーヒーカップで1〜2人ならCM-D457で足ります。
CM-D457の弱点を先に知っておきたい方は、評判とデメリットをまとめた記事へどうぞ。

