

お湯が出ないときは、電源LED、保温LEDのオレンジ点滅(水タンクが空)、ドリッパーとミルのセット、動作の取り消しの順に確かめます。水タンクの水は、微量なら異常ではありません。多く残るなら金属フィルターと水タンク内のお手入れ、入れすぎたならドレインで排水します。
この記事は、ツインバード CM-D457型の取扱説明書と公式FAQの記載をもとにまとめています。LEDの意味だけを知りたいときはLEDが点滅したときの4つのお知らせ、操作手順の全体は使い方の記事で整理しています。
まず確認:取扱説明書に「お湯が出ない」の項目はない
取扱説明書13ページの「こんなときは」にあるのは、電源LEDが点灯しない、LEDのお知らせ①〜④、ミルまわりの症状、水タンクに水が多く残る、味や抽出量の違い、水タンク底の模様です。「お湯が出ない」という見出しは見当たりません。
そこで、ドリップが始まらない、途中で止まるといった場面で確認できる項目を、取扱説明書の記載から、確かめやすい順に並べました。
| 順番 | 確認すること | 該当したときの対処 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 1 | 電源LEDが点灯しているか | 電源プラグをコンセントに差し込む | 13ページ |
| 2 | 保温LEDがオレンジに点滅していないか | 電源スイッチを一度OFFにして再度ONにし、水タンクに水を入れる | 8・13ページ |
| 3 | 抽出LEDが緑、ミルLEDが赤に点滅していないか | ドリッパーとガラスサーバー、ミルを本体にセットする | 8・13ページ |
| 4 | 動作を取り消していないか、ミルとお湯が沸くまでの時間か | 取り消したならスタートからやり直す。時間がかかるだけなら待つ | 8ページ |
| 5 | 水路が詰まる原因になる異物が入っていないか | 心当たりがあれば販売店かお客様サービス係に相談する | 5・13・17ページ |
お湯が出ないときに確認する5つのこと
1. 電源LEDが点灯しているか
電源スイッチをONにしても電源LEDが点灯しないときは、まず電源プラグがコンセントに差し込まれているかを確かめます(取扱説明書13ページ)。
2. 保温LEDがオレンジに点滅していたら、水タンクを確認する
保温LEDがオレンジに点滅するのは、水タンクの空焚きを検知する機能が働いているサインです(取扱説明書8ページ)。取扱説明書13ページの処置は、電源スイッチを一度OFFにして再度ONにし、水タンクに水を入れる、というものです。
水の入れ方は、水タンクふたボタンを押しながらふたを上に引き抜き、ガラスサーバーで量った水を入れて、ふたを上から押してしっかりセットします。水量は3CUP(450ml)を超えないようにしてください(取扱説明書5ページ)。


3. 抽出LEDが緑、ミルLEDが赤に点滅していたら、セットを確認する
抽出LEDが緑に点滅するのは、ドリッパーとガラスサーバーが本体にセットされていないときです。動作中にドリッパーを外した場合も、抽出LEDが緑に点滅して自動で止まります。再開するなら、ドリッパーを本体に戻します(取扱説明書8・13ページ)。
ミルLEDが赤に点滅するのは、ミルが本体にセットされていないときです。ミルを本体にセットし直してください(取扱説明書8・13ページ)。
3つのLEDがすべて点滅するのはミル部の異常検知です。対処はLEDの記事にまとめています。
4. 動作を取り消していないか、始まるまでの時間かを見分ける
動作中にスタート/ストップボタンを押すと、動作を取り消して停止します(取扱説明書8ページ)。押した覚えがあるなら、スタートからやり直してください。
もう一つ、取扱説明書には「ミル動作およびお湯が沸いてからドリップを開始します」とあります。豆からの場合は、ミルが動き、お湯が沸いてから抽出が始まります。ミルの動作時間やお湯が沸くまでの時間で、できあがりまでの時間は変わります(取扱説明書8ページ)。
豆を挽き終わってもミルが動き続けることがありますが、異常ではありません。最大5分で自動停止します(取扱説明書8ページ)。
5. 水路が詰まる原因になる異物を入れていないか
取扱説明書5ページには、ガラスサーバーに付いたコーヒー粉などの異物が水タンクに入ると水路が詰まり、故障の原因になると書かれています。ガラスサーバーはよくすすいでから水量を量り、水タンクに注ぐよう案内されています。水タンク内に異物がないかも確認してください。
また、水タンクに入れてよいのは水です。40℃以上のお湯は入れないよう、取扱説明書5ページと公式FAQの両方で案内されています。
説明書には、水路が詰まったときの症状までは書かれていません。心当たりがあって1〜4でも解決しないときは、電源プラグを抜いてから、販売店かお客様サービス係に相談します(取扱説明書17ページ)。
水タンクに水が残るとき:微量か、多いかで対処が分かれる
微量の水が残るのは異常ではない
取扱説明書には「抽出後、水タンクに微量の水が残ります」と明記されています(8ページ)。13ページの「こんなときは」にも、微量の水が残るのは異常ではないと書かれています。
公式FAQでも、水タンクの段差やふたの結露による微量の水残りは異常ではなく、拭き取るよう案内されています。
多く残るなら、金属フィルターと水タンク内のお手入れ
水タンクに水が多く残るときの確認先は、金属フィルターに異物が付いていないかです。処置は、金属フィルターと水タンク内のお手入れです(取扱説明書13ページ)。
お手入れは、濡らしたキッチンペーパーなどで、コーヒー粉などの異物を拭き取ります。金属フィルターは外さないでください。使う前には、金属フィルターをしっかり押し込み、ステンレス板に密着しているかを確かめます(取扱説明書15ページ)。公式FAQも、多く残る場合は金属フィルターの異物の付着を案内しています。
入れすぎた、途中で止めて残ったなら、ドレインで排水する
水を必要以上に入れた場合や、途中で動作を停止して水が残った場合は、メンテナンスモードの「ドレイン」で水タンクの水をすべて排水できます(取扱説明書11ページ)。
- 電源プラグをコンセントに差し込み、電源スイッチをONにします。電源LEDが点灯します。
- メニューダイヤルで「メンテナンス」を選びます。
- メンテナンスダイヤルで「ドレイン」を選びます。
- スタート/ストップボタンを押します。「ピッ」と鳴り、抽出LEDが白く点滅して排水が始まります。
- 排水が終わると「ピピッ」と鳴り、抽出LEDが消灯します。
出てくるコーヒーが水の量より少ないのは、粉が水を吸うため
水は入れたのに、できあがりが少ないと感じることもあります。ガラスサーバーの水量目盛りは、水タンクに入れる水の目盛りです。抽出時にコーヒー粉が水を吸うため、できあがりの量は目盛りより少なくなります(取扱説明書8・13ページ)。
蒸らし湯量ダイヤルは、できあがりの量を決めるダイヤルではありません。水タンクに入れた水は全部抽出されます。1CUPに合わせてスタートしたらタンクの水がすべて抽出された、という問い合わせは公式FAQにも載っています。水の量は、ダイヤルではなく水タンクに入れる量で決まります。
それでも直らないとき:保証は1年、まず販売店かサービス係へ
ここまでを確認しても直らない場合や、LEDが①〜④以外の表示になっている場合は、お買い上げの販売店か、ツインバード工業のお客様サービス係に相談します(取扱説明書13・17ページ)。修理を頼むときは、電源プラグを抜いてからにしてください。
本体の保証期間は、お買い上げ日から1年です。ただし、保証期間中でも有料修理になることがあるため、保証書の確認が必要です(取扱説明書17ページ)。保証や部品の扱いは、ツインバードのコーヒーメーカーは壊れやすい?低評価34件の故障内容と保証・部品で整理しています。
まとめ:お湯が出ないときは、LEDとセットを順に見る
お湯が出ないときは、電源LED、保温LEDのオレンジ点滅、ドリッパーとミルのセット、動作の取り消しの順に確かめます。水タンクの水は、微量なら異常ではありません。多く残るなら金属フィルターと水タンク内のお手入れ、入れすぎたならドレインです。
機種全体の位置づけや、使い方・お手入れは次の記事にまとめています。ツインバード CM-D457Bの全体像をまとめたレビュー記事