

保温は約70℃で約20分、延長も保温だけの使用もできません。ぬるいときは、サーバーとカップを温める、冷蔵の豆を室温に戻す、蒸らし湯量ダイヤルを水量に合わせる、の順に確かめます。1カップなど少量の抽出は温度が下がりやすい点も押さえてください。
この記事は、ツインバード CM-D457型の取扱説明書と公式FAQの記載をもとにまとめています。機種全体の位置づけはCM-D457Bのレビュー記事、操作手順は使い方の記事で整理しています。
まず仕様:保温は約70℃・約20分、延長はできない
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 保温の時間 | 抽出後に自動で20分間保温し、終わると保温LEDが消灯する | 8・9ページ |
| 保温の温度 | 約70℃ | 公式FAQ |
| 延長、保温だけの使用 | できない | 公式FAQ |
| 保温中の表示 | 保温LEDが白く点灯する。抽出後は「ピピッ」と鳴る | 8ページ |
| できあがりまでの時間 | 3杯分で約12分が目安 | 公式FAQ |
保温を使わない場合は、スタート/ストップボタンを押して保温を切ります(取扱説明書9ページ)。
抽出直後にぬるく感じるときに見直す4つのこと
1. 90℃・83℃は「できあがりの温度」ではない
抽出温度ダイヤルの90℃と83℃は、抽出口から出るお湯の温度です。できあがりのコーヒーの温度とは異なると、公式FAQが説明しています。
取扱説明書7ページでは、抽出温度は83℃が推奨です。熱めの仕上がりを好む場合やアイスコーヒーをいれる場合は90℃にします。一般的に、抽出温度が高いと苦味が強くなり、低いと酸味が強くなる傾向があると書かれています。
2. ガラスサーバーとカップを先に温める
室温が低い、ガラスサーバーや豆が冷えている、といった場合に温度が下がりやすくなります(公式FAQ)。対策は、ガラスサーバーやコーヒーカップをあらかじめ温めておくことです(取扱説明書8ページ)。公式FAQは、湯煎で温める方法を挙げています。


3. 冷蔵していた豆は、室温に戻してから使う
室温が低い場合や、コーヒー豆を冷蔵保存している場合は、抽出されたコーヒーの温度が低くなることがあります。そのときは、コーヒー豆を室温にしてから使います(取扱説明書8ページ・公式FAQ)。
4. 蒸らし湯量ダイヤルを、水タンクの水量に合わせる
蒸らし湯量ダイヤルは、水タンクに入れた水量のカップ数に合わせます。水量とダイヤルのカップ数が合っていないと、正しい抽出温度になりません(取扱説明書7ページ)。
また、1カップ抽出のようにお湯量が少ない場合も、温度が下がりやすくなります(公式FAQ)。なお、蒸らし湯量ダイヤルは、できあがりの量を決めるダイヤルではありません。水タンクに入れた水は全部抽出されます。
冷めたコーヒーの温め直しと、保温でやってはいけないこと
冷めたら、カップに移して電子レンジで温め直す
公式FAQは、冷めたコーヒーはカップに移して電子レンジで温め直すよう案内しています。飲み頃は70℃前後で、温めすぎると風味が落ちるため、様子を見ながら加熱します。


ガラスサーバーは直火・電子レンジで加熱しない
取扱説明書9ページの警告に、ガラスサーバーを直接火にかけたり、電子レンジで加熱したりしないことが書かれています。公式FAQでも、取扱説明書2ページを挙げて、直火と電子レンジには対応していないと案内されています。ガラスサーバーを抜いたときは、保温板にさわらないでください。やけどの原因になります(9ページ)。
保温板の水滴や粉は、ふき取る
保温板に水滴やコーヒー粉がある場合は、キッチンペーパーなどでふき取ります(取扱説明書9ページ)。
「90℃に設定したのに、なぜ70℃くらい?」と混同しやすいところです。90℃と83℃は抽出口から出るお湯の温度、70℃は保温の温度で、測っているものが違います。公式FAQも、この2つを別々の項目で説明しています。
それでも気になるとき:温度の項目は説明書にない
取扱説明書13ページの「こんなときは」には、温度が低い場合の項目はありません。ここまでの4つを見直しても気になるときは、お買い上げの販売店か、ツインバード工業のお客様サービス係に相談します(取扱説明書13・17ページ)。
本体の保証期間はお買い上げ日から1年です(17ページ)。保証や部品の扱いは、ツインバードのコーヒーメーカーは壊れやすい?低評価34件の故障内容と保証・部品で整理しています。お湯が出ない、水が残るといった症状は、お湯が出ない・水が残るときの記事で確認できます。
まとめ:保温は約70℃・約20分、ぬるいときは4つを見直す
保温は約70℃で約20分、延長はできません。ぬるく感じるときは、できあがりの温度が抽出口の湯温と別であることを押さえたうえで、サーバーとカップを温める、冷蔵の豆を室温に戻す、蒸らし湯量ダイヤルを水量に合わせる、少量抽出の温度低下を知っておく、の順に見直します。冷めたら、カップに移して電子レンジで温め直します。
機種全体の位置づけはツインバード CM-D457Bの全体像をまとめたレビュー記事にあります。