

- 原因は「抽出ユニットの動作不良など」と取扱説明書p.30に記載されている
- 手順1:本体背面の主電源スイッチを一旦「切」にし、約5秒後に「入」にする
- 手順2:それでも消えなければ、抽出ユニットを取り付け直す(取り外し方はp.27)
- 2つとも試して解決しない場合は、販売店かデロンギのサポート窓口に相談する(p.30・p.34)
症状の正体:抽出ユニットまわりの動作不良を知らせる表示(p.30)
ディナミカの液晶に出るメッセージは、取扱説明書p.30の「表示一覧」にまとめて載っています。「ミズタンクニ ミズヲ イレル」「マメリュウド エラー」「ジョセッカイ」など、表示ごとに原因と対処が1行ずつ書かれている形式です。
「エラー!セツメイショヲカクニン」の行を見ると、説明欄は「抽出ユニットの動作不良などが考えられます」。対処欄には、①本体背面の主電源スイッチを一旦「切」にし、約5秒後に再度「入」にする、②抽出ユニットを取り付け直す、の2つが番号付きで並び、「上記手順を行っても解決されない場合は、当社(34ページ)までご相談ください」と締めくくられています。
ほかの表示と比べると特徴がはっきりします。「マメリュウド エラー」ならグラインダーノブ、「ミズタンクヲ セットスル」なら水タンク、というように、多くの表示は原因の部品と直し方が具体的に決まっています。一方でこの表示は原因が「など」と幅を持たせて書かれていて、利用者ができる対処が2つに絞られているのが特徴です。


完全手順:説明書に書かれた2手順を順番に試す
手順1:主電源スイッチを「切」にして、約5秒後に「入」にする
主電源スイッチは本体の背面にあります(p.7「各部のなまえとはたらき」)。ふだん使う電源ボタンではなく、この背面のスイッチを操作するのがポイントです。
- 本体背面の主電源スイッチを「切」にする
- 約5秒待つ
- 主電源スイッチを再度「入」にする
- 電源ボタンを押して電源を入れ、表示が消えたかを確認する
電源を入れると、通常どおり「ヨネツチュウ シバラクオマチクダサイ」「ナイブセンジョウ」と表示されて自動内部洗浄が始まり、抽出口からお湯が出ます(p.11)。熱湯が出るので、手を近づけないように注意してください。予熱が終わって「メニューヲエラブ」に変われば、エラーは解消しています。
取扱説明書p.11には、ふだん電源を切るときは電源ボタンで切って自動内部洗浄が終わるのを待ち、そのあとで主電源スイッチを切るように書かれています。電源ボタンで電源を切る前に主電源を切らないように、という注意書きもあります。今回の手順1は、p.30の表示一覧が対処として主電源スイッチの操作を指定しているケースです。エラーが出ていないときにこの切り方を習慣にしないでください。
手順2:抽出ユニットを取り付け直す
手順1で表示が消えなければ、抽出ユニットを一度外して付け直します。取扱説明書p.25には、特に指示がない限り電源を切り、本体背面の主電源スイッチを切ってからお手入れするよう書かれています。抽出ユニットは電源が「切」のときにしか取り外せず、無理に外そうとすると故障の原因になる、という注意もp.31にあります。
取り外しと取り付けの手順は、p.27「1カ月に1回するお手入れ」の抽出ユニットの項に書かれているとおりです。
- 電源が切れていることを確認する
- 水タンクを取り外して、本体側面の抽出ユニットふたを開ける
- 抽出ユニットの赤いボタン(2箇所)をつまみながら、手前に引いて取り出す
- 抽出ユニットを抽出ユニット受け部にはめて、「PUSH」と表示されているところをカチッと音がするまで押し、しっかりはめ込む
- 抽出ユニットふたを閉め、水タンクを取り付ける
はめ込んだあとは、赤いボタンの状態を必ず見てください。p.27には「はめ込んだ後に、赤いボタンが凹んだままになっている場合は、抽出ユニットが正しく取り付けられていません」とあり、その場合は一旦取り出してから付け直すよう指示されています。はめ込みにくいときは、赤いボタンを軽くつまみながら入れるのが説明書の指示です。
付け直したら、主電源スイッチを「入」にして電源を入れ、表示を確認します。


→ディナミカの抽出ユニットは月1回水洗い!グリースを塗るタイミングと手順
抽出ユニットが外れない、または戻らないときは、電源の状態が原因になっていることがあります。
→ディナミカの抽出ユニットが外れない・戻らない原因は電源が「入」のまま
それでも表示が消えない場合:相談前に確認すること
2つの手順を試しても「エラー!セツメイショヲカクニン」が消えない場合、取扱説明書が案内しているのは相談です。p.34の「アフターサービス」には、「表示一覧」「故障かな?」(p.30〜32)で調べても正常に機能しない場合は、購入した販売店かデロンギに相談するよう書かれています。
連絡するときに伝える3点
p.34には、故障や損傷の場合に保証書に記載された販売店へ連絡する内容として、次の3点が挙げられています。
- お買い上げ日
- 製品名と型式番号(ディナミカは保証書に「ECAM35035」と記載。p.35)
- 故障の状況
故障の状況は「液晶に『エラー!セツメイショヲカクニン』と表示され、主電源の入れ直しと抽出ユニットの取り付け直しを試したが消えない」と伝えれば、説明書の手順をすでに実施済みであることが一度で伝わります。修理品を送る場合は、故障の状況を書いたメモと、保証期間内なら保証書を同封するようにp.34に書かれています。
保証と部品について押さえておくこと
- 保証期間はお買い上げ日から1年間、保証対象は本体(p.35の保証書)
- 保証期間を過ぎた製品も、問い合わせや有償修理を受け付けている(p.34)
- 補修用性能部品は、最終輸入日を起点に5年間保有している(p.34)
窓口の電話番号とホームページはp.34の下部に載っています。ただし保証書のページ(p.35)には、連絡先の名称・電話番号・所在地・営業時間は変更されることがある旨の注記があります。お手元の説明書が古い版の場合は、デロンギ公式サイトのサポートページで最新の連絡先を確認してから連絡してください。
なお、使用中に電源プラグやコード、コンセントが異常に熱くなった、本体に水などの液体をこぼした、といった場合は、p.34で「ただちに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください」とされ、点検および修理が必要な例として挙げられています。エラー表示の対処とは別に、こうした異常があるときは使用を止めて相談してください。


→ディナミカの「マメリュウド エラー」はグラインダーノブを時計回りに1目盛で直る
液晶メニューの全体像や、ディナミカがどんなマシンなのかを確認したい場合は、完全レビューを参考にしてください。
→デロンギ ディナミカ ECAM35035W 完全レビュー!6メニューと液晶の実力
マグニフィカSとの違いを整理したい場合は、こちらの比較記事にまとめています。
→ディナミカとマグニフィカSの違いは3つ|6万円の価格差を回収できる人
まとめ:エラー!セツメイショヲカクニンは「主電源5秒」と「抽出ユニット付け直し」で解決
「エラー!セツメイショヲカクニン」は、取扱説明書p.30で「抽出ユニットの動作不良など」が原因とされている表示です。まず本体背面の主電源スイッチを一旦「切」にして約5秒後に「入」にし、それで消えなければ電源を切った状態で抽出ユニットを取り付け直してください。取り付け後は赤いボタンが凹んだままになっていないかを確認するのがコツです(p.27)。
この2手順で解決しない場合は、お買い上げ日・型式番号・故障の状況の3点を用意して、販売店かデロンギのサポート窓口に相談しましょう(p.34)。