

- 「クウキヌキガヒツヨウデス」は故障の表示ではなく、本体の水経路に空気が入っている状態を知らせているだけです(p.30)
- 対処はOKボタンを押して給湯するだけ。フロッサーから水が出て、空気が抜ければ自動で表示が消えます
- 普段の使用中に大きな動作音がしてコーヒーやお湯が出ない場合も、同じく空気が原因のことがあります(p.9)
- 1回で直らない場合は、水タンクの水量・取り付けを先に確認してください
この記事はデロンギ ディナミカ ECAM35035Wの取扱説明書p.9(初めてお使いになる前に)・p.30(表示一覧)と、デロンギ公式FAQ「ECAM35035W 空気抜きの方法」をもとに、「クウキヌキガヒツヨウデス」表示への対処をまとめたものです。
「クウキヌキガヒツヨウデス」は水経路に空気が入っているだけの表示
取扱説明書p.30の表示一覧には、「クウキヌキガヒツヨウデス キュウトウ シテクダサイ OKデスカ?」という表示が明記されています。説明欄には「本体の水経路に空気が入っている状態です」とあり、対処欄には「OKを押して給湯してください」と書かれているだけです。石灰除去やエラー表示のように部品を疑う必要はなく、水を通す経路に空気の泡が残っているだけの、動作上ごく普通の状態です。
p.9の「初めてお使いになる前に」にも、同じ現象についての補足があります。普段の使用時に大きな音がしてコーヒーやお湯が出ない場合は、本体の水経路に空気が入っている可能性があり、その場合は空気を抜くために給湯を行うよう案内されています。つまりこの表示は、初回セットアップ時だけでなく、日常使用の途中でも起こり得るということです。


完全手順:OKボタンを押して給湯するだけ
液晶に「クウキヌキガヒツヨウデス」と表示が出ている場合は、次の手順で空気を抜きます。
- フロッサーの下に、容量100mL以上のカップを置く(p.9)
- 液晶が「クウキヌキガヒツヨウデス キュウトウ シテクダサイ OKデスカ?」になっていることを確認し、OKボタンを押す
- フロッサーから水が出はじめる。水を吸い上げるときに大きな動作音がすることがあるが、異常ではない(p.9)
- 水の排出が終わり、表示が自動的に消えたら空気抜きは完了。カップの水は捨てる
この一連の流れはOKボタンを押した時点で自動的に進み、給湯の量や停止のタイミングを自分で操作する必要はありません。表示が消えるまで待つだけです。
「クウキヌキガヒツヨウデス」の表示が出ないまま、大きな動作音がしてコーヒーやお湯が出てこないことがあります。この場合は取扱説明書p.19の給湯機能を手動で使ってください。フロッサーの下にカップを置き、給湯ボタン(水滴のアイコン)を押すとお湯が出ます。お好みの量が出たら▲ボタンかESCボタンを押して止め、カップのお湯は捨てます。これで水経路の空気が抜け、症状が収まることがあります。


それでも表示が消えない場合
OKボタンを押して給湯しても表示が消えない、またはすぐに再表示される場合は、空気の問題ではなく水タンク側の状態を疑ってください。取扱説明書p.30の表示一覧には、「ミズタンクニミズヲイレル」(水タンクの水が不足)と「ミズタンクヲセットスル」(水タンクが正しく取り付けられていない)という、似た場面で出る別の表示も載っています。
- 水タンクにMAXの目盛まで水が入っているか確認する
- 水タンクを本体にしっかり奥まで押し込み直す
- 水タンク背面上部の突起が破損していないか確認する
これらを確認したうえで再度OKボタンを押しても表示が消えない場合は、水経路以外の原因も考えられます。無理に分解せず、まずは購入時の機種選びを見直す材料として、ECAM35035Wの実力とマグニフィカSとの違いを次の記事で確認しておくのもおすすめです。
→デロンギ ディナミカ ECAM35035W 完全レビュー!6メニューと液晶の実力
→ディナミカとマグニフィカSの違いは3つ|6万円の価格差を回収できる人

まとめ:ディナミカの「クウキヌキガヒツヨウデス」はOKボタンで解決
「クウキヌキガヒツヨウデス」は故障ではなく、本体の水経路に空気が入っているだけの表示です(p.30)。フロッサーの下にカップを置き、OKボタンを押して給湯すれば、水を吸い上げる音がしたあと自動的に表示が消えます。表示が出ていないのに同じ症状(大きな音・コーヒーやお湯が出ない)が起きたときも、給湯機能を手動で使えば同じように解消できます(p.19)。それでも直らない場合は、水タンクの水量と取り付けを先に確認してください。
