

- CM-D457Bはペーパーフィルターで淹れるドリップ式。マグニフィカSはエスプレッソ式で、薄めて飲む「カフェ・ジャポーネ」と、ミルクを泡立てるフロッサーを持つ
- ブラックのドリップコーヒーだけなら CM-D457B、カフェラテやカプチーノも飲みたいならマグニフィカS
- マグニフィカSは豆ホッパー(250g)と1.8Lの水タンクがあり、豆と水を毎回量らなくてよい。代わりに幅238×奥行430mm・約9.5kgと大きい
- Amazon価格は CM-D457B 25,273円、マグニフィカS 69,800円(2026年10月8日)。差は約4万5千円
ツインバードとマグニフィカSの違いを一覧で比べる
CM-D457Bの数値はツインバードの取扱説明書(印刷18ページの仕様ほか)と公式FAQ、マグニフィカS(ECAM22112)の数値はデロンギの取扱説明書(41ページの仕様表ほか)から取りました。
| 項目 | ツインバード CM-D457B | デロンギ マグニフィカS ECAM22112 |
|---|---|---|
| 淹れ方 | ペーパーフィルターでドリップ | エスプレッソ抽出 |
| メニュー | 豆から・粉から・ミル | エスプレッソ(1杯・2杯)・カフェ・ジャポーネ(1杯・2杯)・給湯 |
| 一度に淹れる量 | 最大3CUP(水450ml) | エスプレッソ1杯 初期約30mL(20〜180mL)、カフェ・ジャポーネ1杯 約120mL・2杯 約240mL |
| ミルク | なし | フロッサー(スチームで泡立てる) |
| 豆 | 毎回量ってミルへ(ホッパーなし) | 豆ホッパー250g |
| 水 | 毎回量って給水。入れた水は全量抽出 | 水タンク1.8L |
| 温度 | 抽出温度 83℃・90℃ | 抽出温度 4段階(初期レベル2) |
| サイズ | 幅160×奥行335×高さ360mm | 幅238×奥行430×高さ350mm |
| 質量 | 約4.1kg | 約9.5kg |
| 消費電力 | 610W | 1450W |
いちばん大きな違いは1行目です。CM-D457Bはお湯をシャワー状に落としてペーパーで濾す、ハンドドリップと同じ仕組み。マグニフィカSは挽いた豆に圧力をかけて短時間で抽出する、エスプレッソの仕組みです。同じ豆でも、できあがる飲み物の性格が変わります。

飲み物で選ぶ:ブラックか、ミルクも使うか
マグニフィカSでも、カップ1杯のコーヒーは淹れられる
Ryuさんの心配に答えるのが「カフェ・ジャポーネ」です。マグニフィカSの取扱説明書によると、1杯ボタンで約120mL、2杯ボタンで約240mL。エスプレッソを小さなカップに出すだけの機械ではありません。
ただしカフェ・ジャポーネの抽出量は変更できません(取扱説明書5ページ・26ページ)。量を変えられるのはエスプレッソのボタンだけで、1杯は約20〜180mL、2杯は約40〜360mLの範囲で記憶させられます(26ページ)。
ミルクを使うならマグニフィカS一択
CM-D457Bにはミルクを温めたり泡立てたりする機能がありません。マグニフィカSは本体のフロッサーでスチームを出し、ミルクを泡立てられます。別売品にはミルクジャグ(DLSC060・DLSC069)も用意されています(取扱説明書41ページ)。
カフェラテやカプチーノを家で飲みたいなら、この時点でマグニフィカSが候補に残ります。
ブラックのドリップならCM-D457B
CM-D457Bは、カフェ・バッハの田口護氏の監修で、プロのハンドドリップの再現を目指したモデルです(ツインバード公式ストア)。抽出温度を83℃と90℃から選べ、取扱説明書は83℃を推奨しています。蒸らしも約30秒あります(公式FAQ)。
ペーパーで濾したブラックを、ハンドドリップに近い手順で淹れたい人の機械です。
手間で選ぶ:毎回量るか、ためておくか
CM-D457Bは豆と水を毎回量る
CM-D457Bには豆をためておくホッパーがありません。毎回、取扱説明書5ページの表を目安に豆を量ってミルに入れます(中挽きの標準で1CUP約16g、3CUP約34g)。水も、入れた分がすべて抽出される仕様なので、杯数に合わせて量って入れます(公式FAQ)。
3杯分のできあがりまでは約12分が目安です(公式FAQ)。
マグニフィカSは豆も水もためておける
マグニフィカSは豆ホッパーに250g、水タンクに1.8Lをためておけます。1回に挽く豆の量は本体前面の「豆量調節つまみ」で変え、目安は1杯6〜11g、2杯10〜14g、カフェ・ジャポーネ12〜20gです(取扱説明書17〜18ページ)。
毎朝の手順はボタンを押すところから始められます。これがマグニフィカSの価格差のいちばん大きな中身です。
お手入れの中身も違う
| 項目 | CM-D457B | マグニフィカS |
|---|---|---|
| 毎回 | ガラスサーバー・ドリッパーなどを洗う、ペーパーを捨てる | カス受けは最大20杯分までためられる |
| 定期 | ミルは週1回ブラシ掃除(水洗い不可)、水タンクは月1回クエン酸洗浄 | 除石灰(別売の除石灰剤 DLSC200・DLSC500など)、抽出ユニットの手入れ |
| 自動 | なし | 電源の入・切のたびに内部洗浄 |
出典はCM-D457型取扱説明書11〜15ページと公式FAQ、ECAM22112の取扱説明書15〜16ページ・41ページです。マグニフィカSは内部洗浄が自動で入りますが、電源を入れて1杯も淹れなかった場合は、電源を切っても内部洗浄は行われません(15〜16ページ)。
「全自動」の意味が2台で違います。CM-D457Bの全自動は、量った豆と水を入れたあと、挽く・蒸らす・ドリップするを自動でやること。マグニフィカSの全自動は、ためてある豆と水から1杯ずつ出すこと。毎回の作業量を想像して選ぶと、買ってからの印象がずれません。

置き場所と価格で選ぶ
マグニフィカSは幅で約8cm、奥行で約10cm大きい
CM-D457Bは幅160×奥行335mm、マグニフィカSは幅238×奥行430mm。高さはほぼ同じですが、設置面積はマグニフィカSが約1.9倍です。質量も約4.1kgと約9.5kgで、倍以上違います。
マグニフィカSを置く場所の考え方は、マグニフィカSの実寸サイズと設置に必要な奥行で詳しく書いています。
価格と評価
2026年10月8日に確認したAmazonの数値です。価格は日々変わるので、購入前に確かめてください。
| 項目 | ツインバード CM-D457B | デロンギ マグニフィカS ECAM22112B |
|---|---|---|
| Amazon価格 | 25,273円 | 69,800円 |
| 評価 | ★4.3(821件) | ★4.6(4,658件) |
| 星4以上 | 85% | 93% |
| 購入の目安 | 過去1か月で100点以上 | 過去1か月で500点以上 |
保証は、CM-D457Bが取扱説明書で1年(公式ストアで買うと公式店限定5年保証)。マグニフィカSは、Amazonの商品名に「デロンギファミリー登録で3年保証」と書かれていました。
どっちを選ぶか
ツインバード CM-D457Bを選ぶべき人
- 飲むのはブラックのドリップコーヒーだけ
- 豆と水を量る、ペーパーをセットする手順を苦にしない
- キッチンが狭い(幅160×奥行335mm)
- 予算は3万円前後まで
デロンギ マグニフィカSを選ぶべき人
- カフェラテやカプチーノも家で飲みたい
- 朝はボタンを押すだけにしたい(豆250g・水1.8Lをためておける)
- 1杯ずつ、飲む人の分だけ淹れたい
- 幅238×奥行430mmの置き場所と、7万円前後の予算がある

まとめ:ツインバードとマグニフィカSは「ミルクを使うか」で決まる
CM-D457Bはペーパーで淹れるドリップ式で、豆と水を毎回量る代わりに、小さく、価格も約2万5千円。マグニフィカSはエスプレッソ式で、カフェ・ジャポーネとフロッサーを持ち、豆と水をためておける代わりに、大きく、価格は約7万円です。
ブラックのドリップだけならCM-D457B、ミルクを使うならマグニフィカS。この基準で選べば、どちらを選んでも「思っていた機械と違った」にはなりません。
それぞれの詳しい評価は、次の記事にまとめています。
→ツインバード CM-D457Bの評判|8つのデメリットと向いている人

