

- マグカップに直接抽出できる全自動機は少数。シロカ カフェばこPROは「じかマグ」で対応している
- 使えるマグは、直径約6〜9cm・高さ約9cm以下・容量250ml以上(取扱説明書p.12)
- 抽出量は180mlの1杯に固定。切替レバーをマグ側にしてから、《サイズ》ボタンで[じかマグ180ml]を選ぶ
- ミルのみモードでは選べない。2回続けて使ったら30分休ませる
全自動コーヒーメーカーでマグカップに直接淹れられる機種は?
全自動のドリップ式は、抽出したコーヒーをガラスやステンレスのサーバーで受けてからカップに注ぐ作りが多数派です。サーバーを経由せず、マグカップへ直接落とせる機能は、どの機種にもあるわけではありません。
シロカは2024年4月のプレスリリースで、カフェばこPROについて「マグカップに直接抽出する『じかマグ』も可能」と案内しています。AmazonのCM-6C271の商品ページにも、特徴欄に「じかマグ(マグへの直接抽出)」の記載があります(2026年10月30日確認)。
一方、このブログで扱うパナソニック NC-A58の製品ページには、マグやカップへの直接抽出を示す記載を見つけられませんでした(2026年10月30日確認)。記載がないことは「できない」の証明ではないので、直接抽出を前提に選ぶときは、購入前に各メーカーの取扱説明書で確かめてください。
じかマグで使えるマグカップの条件
取扱説明書(SC-C271)のp.12に、使えるマグカップの条件が書かれています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 直径 | 約6〜9cm |
| 高さ | 約9cm以下 |
| 容量 | 250ml以上 |
じかマグの抽出量は[じかマグ180ml]の1種類で、杯数は自動的に1杯になります(p.8)。容量の条件が250ml以上なので、手持ちのマグは直径・高さ・満水容量の3つを測ってから使いましょう。


じかマグの手順(取扱説明書p.14〜15)
マグカップに直接淹れるときの流れです。ボタン名は取扱説明書の表記に合わせています。
- バスケットを手でおさえながら、じかマグ切替レバーを手前(マグ側)に切り替える
- 《サイズ》ボタンで[じかマグ180ml]を選ぶ
- 《モード》ボタンで、豆モードか粉モードを選ぶ
- 《コース》ボタンで、高温・低温・デカフェのいずれかを選ぶ
- 《スタート/取消》ボタンを押す。[レバーをひいてマグを置いてください]と表示される
- レバーがマグ側にあり、マグカップがセットされていることを確認して、もう一度《スタート/取消》ボタンを押す
- 抽出が終わったら、じかマグ切替レバーを本体側に戻す
スタートを押すと、約30秒の蒸らしのあとに抽出が始まります(p.14)。途中で止めたいときは、もう一度《スタート/取消》ボタンを押します。
つまずきやすいのは、レバーの戻し忘れです。サーバーで淹れるときは、レバーが本体側にある状態が前提になっています(p.14)。マグで淹れたあとは、p.15のとおり本体側に戻しましょう。クエン酸洗浄の前にも、本体側にあることを確かめるよう、p.19に書かれています。
じかマグを使うときの注意点
安全に関わる記載を、ページ番号つきで並べます。
- サーバー・マグカップをセットせずに使わない。故障・やけどの原因になる(p.6)
- 抽出中にサーバー・マグカップを外さない。セットしたまま本体を動かさない(p.6)
- 抽出中にバスケットを開けたり、蒸気に触れたりしない(p.15)
- ミルのみモードでは、《サイズ》ボタンを押しても[じかマグ180ml]を選べない(p.16)
- 2回続けて使ったら、30分休ませてから使う(p.6、p.15)
使い終わったら、本体が冷めてからサーバーまたはマグをプレートから外し、そのあとでバスケットを開けます(p.15)。
じかマグが向く場面と、向かない場面
仕様から言えるのは、次の整理です。
- 向く:1杯だけ飲みたい朝。サーバーを使わないので、洗うものがひとつ減る
- 向かない:一度に何杯も淹れたいとき。じかマグは1杯に固定なので、複数杯はサーバー抽出になる


購入前に確認したいこと
カフェばこPROは、販売ルートによって型番が複数あります(SC-C271、CM-6C271など)。この記事の手順と数値は、取扱説明書を確認できたSC-C271のものです。
CM-6C271のAmazon商品ページには、じかマグ、ガラスサーバー、サイズ(サーバーを除く)幅16.6×奥行27.3×高さ42.1cm、最大使用水量0.83Lと記載されています(2026年10月30日確認)。購入するときは、選んだ型番の商品ページに「じかマグ」の記載があるかを確かめてください。
このほかのカフェばこPROの情報は、カフェばこPROのレビュー記事にまとめています。粉で淹れたいときは粉モードの選び方と注意点、毎日のお手入れはミルの掃除のしかたが参考になります。
よくある質問
豆と粉、どちらでもじかマグは使えますか?
使えます。《モード》ボタンで豆モードか粉モードを選びます(p.14)。ただしミルのみモードでは[じかマグ180ml]を選べません(p.16)。
180ml以外の量で、マグに直接淹れられますか?
じかマグの抽出量は180mlのみです(p.8)。杯数も自動的に1杯になります。
エラー表示が出たときは、何を確かめますか?
取扱説明書のQ&A(p.21)では、マグカップに直接入れるときは[じかマグ180ml]を選ぶよう案内されています。あわせて、切替レバーの位置とマグカップのセットを確かめてください。
まとめ:マグへの直接抽出は「じかマグ対応機」を選べば解決
全自動コーヒーメーカーでマグカップに直接淹れたいなら、じかマグに対応したカフェばこPROが候補になります。使えるマグは直径約6〜9cm・高さ約9cm以下・容量250ml以上、抽出は180mlの1杯、レバーを切り替えてから《サイズ》で[じかマグ180ml]を選ぶ、という順番です。
次の一手は、手持ちのマグの寸法を測ること。条件に合えば、購入前の不安はほぼ解消します。機種そのものを見極めたいときは、カフェばこPROのレビュー記事を先に読んでください。
