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ディナミカのECAM35035WとECAM35055Bの違いは?6万円差の判断基準

Emi

Emi
ディナミカを買おうと思ったら、ECAM35035WとECAM35055Bという2つのモデルがあって、どっちを選べばいいのか分からなくなりました……。
baristaK

baristaK
価格差は6万円ですが、仕様表を見比べると違いのほとんどはミルクの自動化に集約されます。取扱説明書と公式仕様をもとに、どちらを選ぶべきかの判断基準を整理しましょう。
3秒でわかる結論

 

  • ECAM35035W(¥138,000)とECAM35055B(¥198,000)の価格差は6万円(2026年9月時点の公式価格)
  • 最大の違いはミルク。35035Wはスチームノズル+フロッサーの手動、35055Bはラテクレマ™による自動ミルクメニュー5種
  • 豆量設定にも差があり、スペシャルティ・ドッピオ+のメニューは35035Wにしかない
  • 液晶表示は35035Wがカタカナ表示、35055Bが日本語アイコン表示
  • ミルクメニューを使わないなら、35035Wを選んで6万円を残す判断に合理性がある

この記事はECAM35035W取扱説明書p.33の仕様表と、両機種のデロンギ公式製品ページ(2026年9月時点)をもとに、2機種の違いだけに絞って整理しています。

ディナミカには2機種ある。ECAM35035WとECAM35055Bの違い一覧

「ディナミカ」は型番ではなくシリーズ名です。現行モデルは、デロンギ公式のラインアップ上ECAM35035WとECAM35055Bの2機種しかありません。まず全体像を表で確認します。

項目 ECAM35035W ECAM35055B
公式価格(2026年9月時点) ¥138,000 ¥198,000
ミルク スチームノズル+フロッサー(手動) ラテクレマ™ ホット(自動)
ミルクメニュー 手動で調整 カプチーノ/カフェラテ/フラットホワイト/ラテマキアート等5種
液晶表示 カタカナ表示・タッチセンサーボタン13個 日本語表示・アイコンタッチ
豆量設定 1杯6〜11g/2杯10〜14g/スペシャルティ8〜14g/カフェ・ジャポーネ12〜20g/ドッピオ+15g 1杯6〜11g/2杯10〜14g/カフェ・ジャポーネ12〜20g

価格差は6万円ちょうど。ここから先は、この6万円が何に対する対価なのかを1つずつ見ていきます。

最大の違いはミルクの自動化。ラテクレマは上位機だけ

ECAM35035Wのミルクは、スチームノズルとフロッサーを使って自分で泡立てる方式です。対してECAM35055Bは「ラテクレマ™ ホット」という自動ミルク機構を搭載していて、ボタンひとつでカプチーノ・カフェラテ・フラットホワイト・ラテマキアートなど5種類のミルクメニューが出てきます。

「ディナミカ=ミルクが全自動」というイメージを持っている方は少なくありませんが、それが当てはまるのはECAM35055Bだけです。実はこの思い込みは、当ブログのハブ記事でも一度訂正した論点で、Amazonのレビュー件数(35035Wが365件・35055Bが206件)を見る限り、クラスタの主力として売れているのは手動ミルクの35035Wのほうです。

Ryu

Ryu
じゃあミルクを使わないなら、安いほうの35035Wを選べば十分ってこと?

方向性としてはそのとおりですが、差はミルクだけではありません。次はコーヒーそのもののメニューの幅を比べます。

豆量設定にも差がある。スペシャルティ・ドッピオ+は35035Wだけ

上の比較表のとおり、ECAM35035Wの豆量設定にはスペシャルティ(8〜14g)とドッピオ+(15g)という項目があります。一方でECAM35055Bの公式仕様には、この2つの項目が見当たりません。エスプレッソ・カフェ・ジャポーネ中心のシンプルな豆量設定になっています。

つまりECAM35055Bは「ミルクメニューを増やす代わりに、コーヒーメニューの幅は絞っている」機種だと考えると整理しやすくなります。逆にブラックコーヒーの飲み方をいろいろ試したい人は、35035Wのほうがメニューの選択肢は広いということになります。

baristaKの一言

 

カフェ・ジャポーネ(12〜20g設定)はどちらの機種にもあります。ただし抽出量の設定範囲は取扱説明書によって細かく異なることがあるため、抽出量そのものにこだわりがある人は、購入前に最新の公式仕様で範囲を確認しておくと安心です。

液晶表示の違い。カタカナ表示か、日本語アイコン表示か

ECAM35035Wの液晶はカタカナ表示で、タッチセンサーボタンが13個並ぶ操作パネルです。「マメリュウド エラー」のようにカタカナの略語で表示が出るため、慣れるまでは何を意味しているか分かりにくいことがあります。

ECAM35055Bは日本語表示で、アイコンをタッチして操作する方式です。表示の分かりやすさを重視するなら55Bに分がありますが、この差だけで6万円かどうかは、次の章の「回収できる人・できない人」で判断してください。

6万円の価格差を回収できる人・できない人

ここまでの違いを踏まえると、6万円の価格差を回収できるかどうかは次のように分かれます。

  • 回収できる人:カプチーノやカフェラテなどミルクメニューを日常的に飲む/表示は日本語で分かりやすいほうがいい/ボタン操作を極力減らしたい
  • 回収できない人:エスプレッソやカフェ・ジャポーネなどブラック中心で足りている/ミルクは元々使わない、または手動のフロッサーで十分/スペシャルティ・ドッピオ+のメニューも使いたい

当ブログのハブ記事では「6万円の価格差」をディナミカとマグニフィカSという別シリーズ間の差として扱っていますが、この記事で見てきたとおり、実はディナミカという同じシリーズの中にも同じ額の分かれ道があります。買う前にどちらの分かれ道で悩んでいるのかを整理しておくと、後悔のない選び方になります。

まとめ:ディナミカの2機種は「ミルクを自動化するか、6万円を残すか」で選ぶ

ECAM35035WとECAM35055Bの違いは、突き詰めるとミルクの自動化と、それに伴うコーヒーメニューの幅の差です。ミルクメニューを使わないなら35035Wで6万円を残す選択に合理性があり、日常的にカプチーノやカフェラテを飲むなら35055Bのラテクレマが価格差を埋めてくれます。

デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーマシン ECAM35035W
デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーマシン ECAM35035W
デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーマシン ECAM35055B
デロンギ ディナミカ 全自動コーヒーマシン ECAM35055B

ディナミカとマグニフィカSという別シリーズ同士の違いは、こちらのハブ記事で3つの軸から比較しています。

→ディナミカとマグニフィカSの違いは3つ|6万円の価格差を回収できる人

ECAM35035W自体の使い勝手やメニューの実力をさらに詳しく知りたい方は、こちらのレビューもあわせてご覧ください。

→デロンギ ディナミカ ECAM35035W 完全レビュー!6メニューと液晶の実力

ECAM35035Wの6メニュー(エスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネ・ドッピオ+・エスプレッソLARGE・ロングコーヒー)の抽出量・豆量の違いは、こちらの記事で仕様表をもとに一覧化しています。

→ディナミカの6メニューの違い!スペシャルティとドッピオ+の使い分け

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