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マグニフィカSの味が薄い・水っぽい原因と、美味しい豆の挽き具合(ダイヤル)設定

Emi
Emi
「マグニフィカSを買ってさっそく淹れてみたんだけど、なんだか味が薄くて水っぽい…。カフェみたいな濃いコーヒーを期待してたのにショック!」

Ryu
Ryu
「設定ダイヤルがいっぱいあって、どれをいじれば濃くなるのかわからないよ。もしかして初期不良なのかな?」
baristaK
baristaK
「せっかく買ったのに味が薄いと、本当にがっかりしてしまいますよね。でも、ご安心ください。それは初期不良ではなく、マグニフィカSの『ダイヤル設定』と『物理的な抽出構造』のミスマッチが原因です。プロの視点から、シャバシャバの水っぽいコーヒーを、ガツンと濃厚な極上エスプレッソに変える『黄金のダイヤル設定』を優しく解説しますね。」

💡 【3秒でわかる】味が薄い・水っぽい時の原因と解決策

  • 原因①(使い始め):新品は構造上、最初の3〜5杯は絶対に味が薄くなります(正常です)。
  • 原因②(挽き目):豆の挽き具合が「粗すぎる」とお湯が素通りします。ダイヤルを「細かく(数字を小さく)」しましょう。
  • 原因③(粉と湯の量):豆の量(濃さ)ダイヤルを右に回し、お湯の量を少なめに設定するのが鉄則です。
  • 注意点:グラインダー(挽き目)ダイヤルは、必ず「豆を挽いている動作中(ガリガリ音が出ている時)」に回してください。
  • 結論:設定さえ正しければ、必ず黄金のクレマが乗った濃厚な一杯が抽出できます。

マグニフィカの味が薄い対策のインフォグラフィック
注)上記イラストの製品形状は実機とは異なります。【Project 369】

 

【安心してください】新品の使い始めは「絶対に味が薄い」です

まず最初にお伝えしたいのが、「買って箱から出したばかり」の方へのメッセージです。
初めて電源を入れ、ワクワクしながらボタンを押して出てきたコーヒーが、麦茶のように薄くてシャバシャバだった…。実はこれ、全自動マシンの構造上、全く正常な動作なのです。

内部の抽出ユニットに粉が溜まっていないから

マグニフィカSの内部には、豆を挽く「グラインダー」と、粉を圧縮してお湯を通す「抽出ユニット」という心臓部があります。
新品の状態では、このグラインダーから抽出ユニットへと続く通り道が完全に空っぽです。そのため、最初の数杯は、挽かれた粉が内部の通り道に付着してしまい、実際に抽出ユニットへ届く粉の量が圧倒的に少なくなってしまいます。

「最初の3〜5杯は捨てて(またはミルクを入れて)飲む」というのが、デロンギ公式でも推奨されている儀式です。5杯ほど抽出を繰り返すと、内部に十分な粉の通り道が形成され、本来の濃厚なクレマ(泡)が乗ったエスプレッソが抽出されるようになりますので、焦らずに何度か抽出を試してみてくださいね。

味が薄い・水っぽい時の「ダイヤル設定」完全ガイド

「もう何十杯も淹れているのに、やっぱり味が薄い」という方は、マシンの設定と豆のバランスが崩れています。以下の3つのポイントを順番に見直していきましょう。

1. 豆量(濃さ)とお湯の量のバランスを見直す

最も簡単な解決策が、本体前面にある「豆量調整ダイヤル」と「抽出量設定」のバランスを変えることです。

  • 豆量ダイヤル:中央の大きなダイヤルを「右(MAXの方向)」に回してください。これで、一度に挽く豆の量が増え、物理的に味が濃くなります。
  • お湯の量:ボタンを長押しして、お湯の量を「少なめ」に設定(定量設定)し直しましょう。お湯が多すぎると、後半はただの「渋みのあるお湯」が抽出されてしまい、全体が水っぽく薄まってしまいます。

エスプレッソの美味しい成分は、最初の数十秒にすべて詰まっています。「濃いエキスを少量抽出し、必要なら後からお湯で割る(アメリカーノにする)」のが、美味しいコーヒーを楽しむための世界的な大原則です。

2. 豆の挽き目(グラインダー)を細かくする

豆の量とお湯の量を調整してもまだ薄い場合、最大の原因は「豆の挽き目が粗すぎる」ことにあります。

豆の粒が粗い(大きい)と、お湯が粉と粉の隙間をサッと通り抜けてしまい、美味しい成分を十分に抽出できません。これを「過少抽出」と呼びます。
豆を入れるホッパーの中にある「グラインダー調整ダイヤル」を、数字の小さい方(細挽き)へ回してみましょう。粉が細かくなることで、お湯が粉に触れる表面積が増え、じっくりと圧力がかかり、ガツンと濃厚なコーヒーが抽出されるようになります。

【重要】グラインダーダイヤルは「必ず稼働中に回す」こと

ここで、マグニフィカSを扱う上で絶対に守らなければならないルールをお伝えします。

グラインダー調整ダイヤル(豆ホッパーの中にあるダイヤル)は、「必ず、豆を挽いている最中(ガリガリと音を立てて刃が回っている時)に回す」という構造上の絶対ルールがあります。

マシンが停止している時に無理にダイヤルを回そうとすると、刃の間に挟まっている硬いコーヒー豆が邪魔をして、内部のギアが破損してしまう恐れがあります。抽出ボタンを押し、ガリガリと音が鳴り始めたら、ダイヤルを「1目盛りだけ」カチッと回す。これを繰り返し、好みの濃さを見つけていってくださいね。(※変化が味に現れるのは、ダイヤルを回してから1〜2杯後になります)

それでも薄いなら「豆の鮮度と焙煎度」を疑う

マシンの設定をすべて「一番濃く・細かく」にしたのに、それでも味が水っぽい。クレマ(表面の泡)が全くできない。
その場合、原因はマシンではなく「コーヒー豆そのもの」にあります。

スーパーの古い豆(酸化)はクレマができない

黄金のクレマと濃厚なコクを生み出すのは、焙煎したての豆に含まれる新鮮な炭酸ガスです。
スーパーの棚に数ヶ月間並んでいたような古い豆は、すでにガスが抜けきり、油分が酸化しています。このような「死んだ豆」を使うと、どんなに高級なマシンを使っても、黒くて薄い、ただの苦い水しか抽出されません。

エスプレッソには「深煎り(フレンチ〜イタリアン)」を

また、最近流行りの「浅煎り(サードウェーブ系)」の豆も、エスプレッソ抽出には少し技術が必要です。浅煎りの豆は細胞組織が硬く、成分が溶け出しにくいため、どうしても「酸っぱくて薄い」味になりがちです。
マグニフィカSの性能を120%引き出し、カフェのような濃厚なラテやブラックを楽しみたいなら、「焙煎日から1ヶ月以内の深煎り(フレンチロースト、またはイタリアンロースト)」の豆を選ぶのが大正解です。

水質(軟水)による影響も忘れずに
豆の成分をしっかり引き出すには「軟水」を使うことも重要です。水道水に含まれるカルキなどの不純物が、味をぼやけさせる原因になることがあります。
✅ マグニフィカSにウォーターフィルターは必要?浄水・軟水が味を決める理由

まとめ:正しい設定で、マグニフィカSの「本気」を味わおう

味が薄い、水っぽいというお悩みは、決してマシンの性能が低いからではありません。

「豆量を増やし、湯量を減らす」「挽き目を稼働中に細かくする」、そして「新鮮な深煎りの豆を使う」。この3つの物理法則を守るだけで、あなたのマグニフィカSは、見違えるように濃厚で香り高い、最高の一杯を抽出してくれるようになります。

✅ 今日のアクションプラン

  1. 豆量ダイヤルを右(MAX側)に回す
  2. 抽出ボタンを押し、ガリガリと豆を挽いている最中に、グラインダーダイヤルを「1メモリ」細かく(数字を小さく)回す
  3. 新鮮な深煎り豆を用意し、極上のクレマを楽しむ

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