【初心者必見】手動ミル vs 電動ミル！あなたに合うのはどっち？メリット・デメリットを徹底比較

baristaK

baristaKです！今回は「コーヒーミルは手動と電動どっちがいい？」という永遠のテーマについて、100以上の器具を使ってきた経験から”きれいごと抜き”で解説します。

Emi

おしゃれなカフェみたいに、手動ミルでゴリゴリ挽くの憧れるんです！安いし、最初は手動でいいですよね？

Ryu

いや、でも毎日やるとなると面倒くさくない？電動は高いし場所とるし…結局どっちが損しないの？

「丁寧な暮らし」に憧れて手動ミルを買ったものの、3日で棚の飾りになってしまった…。これは、コーヒー初心者が最も陥りやすい「失敗パターン」です。

偉そうに解説している私も、実はかつて同じ失敗をしました。

「形から入りたい」と思い、張り切って手動ミルを購入。しかし、購入して3日目の朝、少し寝坊をした時に「ああ、今から挽くの面倒くさいな…」と思ってしまい、結局インスタントに手が伸びてしまったのです。

あの時、棚に置かれたミルを見た瞬間の「自分への敗北感」と「無駄遣いをしてしまった罪悪感」。あなたには、あの苦い思いを味わってほしくありません。

正直に言います。あなたがもし「忙しいけれど、家で美味しいコーヒーを飲んで癒やされたい」と思っているなら、選ぶべきは間違いなく「電動」です。

この記事では、私が実際に計測した「リアルな数字」を交えて、あなたが絶対に後悔しない選び方を提案します。

【検証】手動と電動どっち？「ロマン」と「現実」の残酷な違い

Instagramで見る「朝日の中で豆を挽くシーン」は素敵ですよね。しかし、そこには映っていない「身体的な負担」という現実があります。実際にタイムを計測してみました。

手動ミルの「2分45秒」は筋トレである

【Project 369】

手動ミルの最大の魅力は、その「ロマン」と「価格の安さ」です。しかし、機能面（Feature）だけで見ると、実は「毎日の苦行」になりかねないリスクをはらんでいます。

実際に、私が浅煎りの豆（少し硬め）20gを挽いて時間を測ってみました。

結果は、『2分45秒』。

しかも、ただ回すだけではありません。途中で豆が引っかかってハンドルが重くなり、回し終わった頃には利き手の前腕がパンパンに張っていました。

忙しい平日の朝、出勤前の貴重な時間に、この「筋トレ」を続けられるでしょうか？

多くの人が「今日は時間がないから…」と妥協し、せっかく買った豆が酸化してゴミになっていく。これが手動ミルを買った初心者の8割が直面する「現実（Loss）」です。

「電動の12秒」がもたらす、圧倒的な「余裕」

一方、電動ミル（今回紹介するBodum）はどうでしょうか。

スイッチを押して、わずか『12秒』。 カップを棚から出している間に、すべての作業が終わっていました。

この『2分33秒の差』は、朝の忙しい時間には永遠のような長さに感じます。

電動ミルの真の価値は、時短だけではありません。「面倒くさい」という感情が生まれる隙を与えないことこそが、最大のメリット（Benefit）なのです。

ボタンを押している間にカップを用意し、お湯を沸かす。 挽き終わった粉にお湯を落とすと、部屋いっぱいに焼きたてのパンのような香ばしい香りが広がります。

その香りを胸いっぱいに吸い込むだけで、慌ただしい朝が「自分を整える癒やしの時間」に変わるのです。

忙しい初心者こそコーヒーミルは「電動」を選ぶべき理由

「でも、電動って高いし、お手入れが大変そう…」というRyuさんのような懸念もあるでしょう。しかし、それでも私が電動を推すのには理由があります。

ここでは初心者におすすめの「失敗しない」ミル2選と共に、その理由を解説します。

1. 週末のロマン枠：HARIO（ハリオ）セラミックコーヒーミル・スケルトン

「どうしても手動の感触を味わいたい」「キャンプで使いたい」という方には、HARIOが鉄板です。丸洗いできて衛生的、かつ安価です。